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10月から新たに変わること


2023年10月から新たに始まることは以下の通り


インボイス制度の開始

2023年10月1日から消費税の適正な申告・徴収を目的とした「インボイス制度」が開始されます。この制度は、年間売上が1,000万円未満の個人事業主や小規模事業者を対象とした制度で、本制度に登録すると、課税売上にかかる消費税から課税仕入にかかる消費税を差し引いた消費税の納付義務が新たに発生します。


最低賃金の引き上げ

2023年10月から最低賃金の引き上げも実施されます。2023年度の最低賃金は、都道府県ごとに順次実施し、過去最高額の39〜47円となります。全国平均で初の最低賃金1000円超えが実現することになります。


新型コロナウイルスの患者に対する支援の変更

10月からは新型コロナウイルス感染症の患者に対する支援も変更されます。これまでは、新型コロナウイルス感染症で入院した患者に対して、入院費や治療費が全額公費で負担されていました。しかし、10月1日からは、所得に応じて上限3000〜9000円を患者が負担するようになります。


ガソリン補助金が延長

政府は8月29日にガソリン補助金を年末まで延長することを明らかにしました。具体的には、10月から12月までの補助額を現在の1リットルあたり25円から35円に引き上げ、ガソリン小売価格を1リットルあたり170円台に抑える方向で調整すると発表しました。



新たに10月から値上げされるもの


食料品をはじめとした値上げは秋以降も続く。帝国データバンクが主な食品メーカー195社を調べたところ、10月に値上げされる食品は4634品目にのぼる。値上げの品目は昨年10月(7864品目)に比べると減るが、12月までに予定されているものも加えると今年は3万1887品目となり、昨年の2割増だ。平均の値上げ率も、昨年の14%から今年は15%になっている。


2023年10月からは以下のような品目が値上げされる予定


・「第3のビール」や「発泡酒」を含む酒類・飲料が値上げされます。


・伊藤ハム(家庭用ハム/ソーセージ/調理加工品)、プリマハム(ハム/ソーセージ/家庭用・業務用加工食品)、丸大食品(ハム/ソーセージ/家庭用・業務用加工食品)などが値上げされます。


・赤城乳業(アイス)やアサヒグループ食品(キャンディ)も値上げされます。


・サントリー食品(大容量ペットボトル商品など)や伊藤園(大型ペットボトル/2L製品)も値上げされます。


一方で、「ビール」は酒税法改正により価格が引き下げとなります。


食料品以外でも


10月請求分(9月使用料)から電気代が値上げされる。

一般的な電気の使用量を基準に計算すると、642〜1024円ほど電気料金が高くなる見込みだ。値上げの理由は、2月請求分から政府が負担軽減策を行い、電気料金を安くしていたが、その割引幅が10月請求分から半分に減らされること。このため東京電力 <9508> など大手電力会社10社が値上げに踏み切った。


ガス料金も東京ガスなど大手都市ガス4社が値上げする方針で、これも電気と同じく補助が半分になるためだ。大手都市ガスの値上げ幅は400円前後の見込みだ。


ゆうパックなどの郵便物の運賃

日本郵政によると、ゆうパックは、60サイズ(関東―近畿)が970円(税込、以下同)だったが、10月1日からは990円と20円高くなる。

このほか170センチのものは2,530円から3,750円と大きく値上がりする。「重量ゆうパック」「ゴルフゆうパック」なども値上がりしている。


三菱UFJ銀行の振込手数料


10月2日からは、三菱UFJ銀行の振り込み手数料も値上げされる。従来、店頭での振り込みは、三菱UFJ銀行間なら振り込み額が3万円未満だと330円、3万円以上なら550円。他行へは同じく594円か770円だった。

10月2日からは、窓口での振り込みは額を問わず、同行の口座宛は880円、他行への振り込みは990円となる。また、窓口に限らず、ATMでの振り込みも、従来は0円だった同じ支店宛の振り込みで110円取られる。

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