沖縄に新たなテーマパークが2025年にオープンすることが発表されました。このプロジェクトには、経営難のUSJをV字回復させたことで有名な「森岡毅(もりおかつよし)」氏が関わっており、多くの期待が寄せられています。
「JUNGLIA」は、神秘と生命力に満ちた広大な世界自然遺産「やんばる」で、都会では味わえない超興奮、贅沢、本能を貫く解放感を体験できる新しいテーマパーク。
テーマパークの内容のポイントは、漫画・アニメ・ゲームのコンテンツ × ヤンバルの大自然 × リアル体験 の、3つとなりそうです。
森岡氏は以前出演したTV番組やYouTube動画の対談の中で、新テーマパークについて以下のように語っています。
人の本能にささるような、はっちゃけ願望を満たす装置を用意している。
「スマホゲーム」などの「デジタルゲーム」を散々やってきた世代には『リアルな刺激・生の体験』がより価値が高い。
漫画やゲームなど日本のコンテンツを活かしたテーマパークを外国に造るための第一歩が沖縄のテーマパークである。
期待点
沖縄の新テーマパークの経済効果については、以下のような見込みがあります
新たな観光資源の創出
沖縄は観光地として非常に人気がありますが、新たな観光資源を創出することで、さらなる観光客の増加を狙っています。
地域経済の活性化
新テーマパークの建設と運営により、雇用が創出され、地域経済が活性化します。
日本のコンテンツの海外展開:漫画やゲームなど日本のコンテンツを活かしたテーマパークを外国に造るための第一歩が沖縄のテーマパークであるとしています。
この大規模テーマパークの運営により、1,000人以上の雇用創出が見込まれています。
これに伴う住居の確保や交通インフラの整備を行わなければならず、県外や海外からスタッフを集めるため、沖縄の人口が増える可能性が高いです。
結果として、地域の消費の拡大をはじめとする経済の活性化などの効果が見込まれます。
テーマパークができれば、宿泊などで北部の滞在時間が延び、沖縄全体として相乗効果が見込めるとの見解もあります。
また、過去の報告によれば、10年間で1.7兆円の経済効果が出ると見込まれていました。
これらの効果により、沖縄の経済全体が大きく盛り上がることが期待されています。
不安点
観光客の集客力
過去にはあのUSJが沖縄進出を断念した経緯もあり、果たしてそこまで客足が伸びるか不安視する声も多く聞こえてきます。また、新型コロナウイルスの影響で観光業界全体が厳しい状況にあり、その中での新規開業はリスクが伴います。
環境への影響
テーマパークの建設は、自然環境への影響が懸念されます。特に沖縄は豊かな自然が魅力の一つであり、その保全は重要です。
地元住民との関係
大規模な開発プロジェクトは、地元住民との関係構築が重要です。地元の理解と協力なくしてプロジェクトは成功しません。
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